Twitterで面白いやり取りがありました。
年末ジャンボ宝くじで10億円を狙って行列に並ぶ人達は愚かであり、積立NISAを買った方が賢いというブログ記事がありました。
宝くじの還元率は、45%程度です。購入した人が払った金額の半分以上は、宣伝費や地方自治体への交付金として使われます。
ちょっと頭を働かせて計算してみれば「買ってはいけない」商品であるかが良くわかると思います。庶民の夢をかなえるのではなく、貧しい人をより貧しくする「貧乏人の税金」です。
宝くじを買う位なら、証券会社でインデックスファンドを積立する方が、よっぽど将来の資産が増える可能性が高いと思います。宝くじ売り場に長時間並んでいる人にこそ、マネーリテラシーを高めることの重要性を知って欲しい。毎年恒例の行列を見る度に、いつも同じことを考えます。
年末ジャンボの行列に並んで「貧乏くじ」を引いている人たち
確かに、冷静に言われればそうかもしれませんが・・・
別の角度から見ると年末ジャンボ宝くじの当選確率は『1000万分の1』だそうです。
なので、3万円で100枚購入したとすると確率は『10万分の1』になりますよね?
日本ダービーに集まる人数が10万人らしいですよ。
さらに10回3万円購入を続ければ1万分の1まで行けます!!
なんだか行けそうな気になりませんか?私は1等が当選するような気分になりましたよ。
そんなことを考えながら30代前半までは宝くじを購入していた記憶があります。
そして当然ですが1等はもとより最高金額でも3千円しか当たった経験がないです。
そしてこのブログに対してTwitterで以下のコメントをしている人がいました。
アホやなあ。インデックスファンドで、「900円で10億円当たる?!」ていう夢買えんだろ。ギャンブルはそういう夢を売ってんねん— 木曽崇@「夜遊びの経済学」絶賛発売中! (@takashikiso) 2018年11月23日
宝くじを買う位なら、証券会社でインデックスファンドを積立する方が、よっぽど将来の資産が増える/年末ジャンボで「貧乏くじ」を引いている人たち https://t.co/PWOynpUTTh
そうですよね!
まさに夢を買っていると思えば楽しいですよ。間違いない!
なので私も宝くじを購入することは死に金とは思えません。まさに生き金でしょ。
まぁこの宝くじ論争に結論はないんですけどね・・・
結局は見ている視線の先が違うだけです。
宝くじを買って楽しむ人達は近い将来を見てお金を欲しがっています。
投資をする人達は遠くの未来を見てお金を欲しがっています。
この違いにどっちが優れているか?なんて答えはないでしょ。
どちらも結局は、お金に捕らわれています。
本当に凄い人達は宝くじも投資もしてませんよね。
私はお金に捕らわれないような真の金持ちになりたいです。
そして私はこんなTwitterを見て、もう年末かぁ~って思うだけでした。