今回紹介する調査対象は独身でなく2人以上の家族をターゲットにした金融資産に関するデータです。その中身について紹介していきます。
金融資産の保有状況
平均資産が1,151万円と去年と同じ資産でしたね。
ただ、中央値は380万円から450万円に70万円も上がっていました。
この中には金融資産が0の人達もいました。
その割合は1.6%と意外と少ない割合でした。
次は金融資産を保有している人に絞った結果です。
金融資産保有世帯の金融資産保有状況
金融資産を保有している人達は去年よりも資産が減っていました。
平均資産額も中央値も両方ともガクンと下がっていました。
金融商品の構成結果が興味深いですね。
2018年は預貯金の割合が減っていて、株式の割合が上がっています。
これは、2017年のアベノミクスで株価上昇を見ていた世帯が株式市場に資金を移動してきたのでしょう。
そして、今は下がり続ける株価を見て逃げ出している途中だとすれば、株価はまだ下がりそうですね。。。
また、NISAを保有している世帯も10%近くもいるというのは驚きでした。
結構NISAを使っている人は多いんですね。
調査したのが、2018年6月~7月なので株価的に下がっている時期なので仕方ないですね。今月調査していれば、さらに下がっていたでしょう。
今年の日経平均チャート
2018年の日経平均チャートで6月、7月を見ると現状よりも若干高いですよね。
金融資産の保有目的
保有目的は、やっぱり老後不安から老後資金と答えた人が一番多いようです。
あとは、病気や災害などのもしもの備えが2番目ですね。
3番目は子供の教育資金ですね。教育費って大変らしいですね。
友達は子供が私立中学受験をするらしく、合格したらお金やべぇ~って変な心配をしていましたよ。。。
ただ、想像通りで”老後資金”と”もしもの備え資金”が圧倒的に資産を保有することの目的となっていました。
日本ぽいといえば、日本ぽいですね。
借金のある世帯
借入金とありますが、借金(ローン)のことですね。
以外でしたが、借金を持っている世帯は40%と半分以下なんですね。
金額としても500万円程度と少ないなぁ~と思ったら、借金のない世帯も入れた平均でした。
借金だけの世帯で平均を取ると、1000万円オーバーでした。
住宅ローンだから当然ですね。
これ以外にもお金に関する情報がPDFファイルとして沢山掲載されていました。
さらに興味がある人は『参考情報』にあるリンクをご覧ください。
【参考情報】
家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 平成30年調査結果|知るぽると