2018年6月に発表されたNECの早期退職募集のニュースのその後がありました。
富士通もそうですが、NECも90年代にパソコンで大儲けしており、学生が就職したい企業ランキングで上位になっていた会社です。
そんな人気企業に努力して就職した優秀な学生が今現在リストラターゲットとなっている現状を考えると・・・なんだかなぁ~って切ない気持ちになります。
これが、今年6月のNECリストラに関するニュース
NECがリストラ実施へ 10月から45歳以上の希望退職者募集
10月末から希望退職者を募集するというニュースでした。
そう簡単に給料の良い大企業で早期退職募集しても人数は、集まらないじゃないの?って思っていました。
しかし、意外にも3000人近くが応募したとのことです。
NEC、希望退職に2170人応募 照明事業から撤退も
45歳以上で勤続5年以上の従業員を対象に実施した希望退職に2170人が応募したと発表した。照明事業からも撤退する。取引先への転籍や事業売却を含めると、来年春までに合計約3千人がグループを去る。一連の人員削減による収益の改善効果は年度換算で約240億円を見込む。
間接部門やハードウエア部門の一部で希望退職を募った。退職金や再就職支援にかかる約200億円は2018年10~12月期の決算で計上する。すにで期初に織り込んでいた構造改革のため、19年3月期の業績予想は変わらない。
そんなに割増し金としての退職金が大きかったのかな?
けど、そんな余裕がNECにあるとも思えません。
また、富士通でのリストラニュースなどを見れば、転職市場には50歳以上のオジサン達が溢れていそうだし、そう簡単に自分から手を上げるとは思えません。
なので、NEC内部ではかなり厳しいやり取りが人事部門と早期退職者としてターゲットとされた人員とで行われたことは想像出来ます。
そうやって、3000人近い早期退職者を出したと思われます。
来年あたり、不当解雇として裁判がないければ良いですが・・・
自分も40代なので他人事ではありません。私も立派な?オジサンです。
私の会社はギリギリ黒字ですが、いつ赤字になってリストラを実施し始めても不思議ではありません。(実際に過去にはリストラをやっている会社なので、社内では常にリストラの噂が渦を巻いています。)
そうなる前に、会社以外の収入を得られる環境を構築する必要がありますね。
参考記事
NECの理不尽なリストラ手段(パワハラ面談)と過去のリストラ黒歴史|株JIN.com【大解雇時代】バブル期就職人気ランキング上位企業が全滅している件|独身投資家JINのハイテク・グロース小型株集中投資で資産運用