総ページが42ページでしたが、個人的に気になったページのみ抜粋して紹介します。
2018年8月期通期決算を発表いたしました。https://t.co/EOzGNmg0bM pic.twitter.com/GpUmG2TdOX— メタップス (@Metaps_PR) 2018年10月15日
メタップス2018年度通期・売上高推移
4Qの売上は18年度で一番ダメでしたね。けど、利益は過去最高だそうです。
メタップスとしてはここをアピールしているみたい。
まぁ売上、利益は悪くなるのは周知の事実だったので想定内ではないでしょうか?
メタップス2018年度通期・ファイナンス事業
あと、セブン銀行との協業する新サービスの発表がありました。メタップスペイメント、給与即時払いサービス「CRIA(クリア)」開始 〜セブン銀行ATMでの現金受け取りや口座へのリアルタイム振込を実装予定〜
サービス内容が、給与前払いサービスだったので目新しさはありません。
競合もかなり多いサービスですし、他のアプリとのシナジー効果もピンと来ないのですが、今更このサービスに参入するのは深い意味があると思います。
正直、私には全く読めませんでした。
メタップス2018年度通期・戦略の最適化/エコシステム経営
そして、メタップスが数多く保有しているサービスを連続的事業と非連続的事業に分けたマッピング図です。こうしてマッピングしてみると、かなり多くのサービスを保有しており、これから強力な外部協業で回収フェーズに早く移行して欲しいです。
メタップス2018年度通期・経営指標/マネジメントKPI
あと、経営指標としてEBITDAを使うことも今回の発表で初出しだと思います。売上や利益などよりもEBITDAを使う方が、実際の企業成長を見るには良いということみたいですが、抜け道もあるようで意見の分かれる指標となりそうです。
メタップス2018年度通期・中期経営方針
そして、最後は中期計画の1000億円の売上指標についてです。あと2年ですが、現状のグループ会社の2020年見込み売上が514億円となり、差額の486億円については、M&Aと新規事業で補填する計画と説明がありました。
ちょっと具体性がないく、信憑性が薄く感じました。
メタップス2018年度通期・個人的総評
増収減益とあまり良くない内容であり、将来の戦略もパッとしない決算内容に感じました。市場の評価は明日以降にジャッジされますが、少なくても現状のPTSでは2000円を下回る評価となっています。
株価:1990円
出来高:1,900
下げ幅:-114円
下げ幅は3Q決算発表後よりも小さいみたいです。
また、3Q決算発表後1週間のメタップス株価の動向は、翌日大きく下がった株価は金曜には元の値段よりも高値に戻る動きでした。
今回はどーなるのでしょうか?