あの大事件から3年間で稼ぎ頭だった半導体メモリ事業の売却など立て直しに努力したが結局は再度リストラという結果になっている。
長らく繁栄してきた日本の大企業は無能な人間が昇進する人事制度のおかげで徐々に衰退してきて、ここ数年でほとんどの企業が沈没している。
東芝の無能なお偉いさんによる粉飾決済のあった2015年12月末にも1万人を超える人員整理を発表していた。
2015年の東芝リストラ発表
そして、2018年11月8日の本日に東芝がまたリストラを発表したそうです。メインは5カ年の中期経営計画である『東芝ネクストプラン』の発表でしたが。。。
なんでも、”2021年度にROS(売上高営業利益率)6%以上、ROE(自己資本利益率)約10%を目指す。最終年度の23年度にはROS10%、ROE15%の水準まで引き上げる計画”らしい。
また、車谷暢昭会長兼CEOは「革新的な技術開発力をテコに、社会課題の解決に貢献していきたい」と言ったそうだが、明確な発言でなく抽象的な発言を見るとまだまだ東芝は血を流し続けそうですね・・・
米LNG(液化天然ガス)事業や英国の原子力建設事業など非注力事業からの撤退を発表。約1000人の早期退職を含め、連結従業員の5%に相当する7000人規模の人員削減にも踏み切る。
2018年の東芝リストラ発表
どっちも顔似てますね^^;
人員削減は、基本的には新入社員の数を絞って、定年退職によって人員削減するのを待つ自然減がほとんで、一部で希望退職者を募るとのことです。
これは、本当であって欲しいですね。
強引なリストラを陰でやって裁判沙汰になると悲惨ですからね。
またこの発表で市場は東芝を評価した人が多かったみたいで株価は12%も上昇したそうです。
私は、お金が余っていても絶対に東芝には投資しませんけどね。
また最近リストラを発表した大手電機メーカーといえば富士通ですね。
富士通に東芝とどちらも90年代では学生に人気のあった超優良企業だったんですよ。
今では見る影もないですが・・・
次のリストラ発表がある大手企業はどこになるのかな??
自分の会社でないことを祈るしかないですね。笑
【参考記事】
東芝、リストラを正式発表 早期退職1060人募集
縮む東芝、「リストラ頼み」の5カ年計画 車谷CEO就任から7カ月、見えない「メモリーの次」