アリババのジャック・マー会長が引退の意向。次の活動は慈善事業分野か - Engadget Japanese
日本のニュースでも中国の独身の日に大手ECサイトが莫大な売り上げ記録を打ち立てたというニュースを目にした人も多いでしょう。
それが今回のニュースで引退を表明したアリババの会長でもある馬雲(ジャック・マー)氏です。
引退した後の人生は教育を軸とした慈善事業に集中するためらしいです。
1代で4200億ドルの時価総額企業まで昇りつめてからの慈善事業活動に専念すると言って引退するとか、凄い人生ですよね。
これを聞いて、ふと思ったのがマズローの欲求5段階ピラミッドを上り詰めたんだろーなってことでした。
自己承認欲求は会長職まで付き、お金も権力も全てを手に入れた馬雲(ジャック・マー)氏は次の段階の自己実現欲求として慈善事業に残りの人生を掛けたのだと感じました。
馬雲(ジャック・マー)氏は英語を貧しい子供時代に自力で覚えて、英語教師もやっていた時代があるそうですが、一方で大学受験には失敗しているそうです。
その挫折が中国IT最大手の中国最大手の阿里巴巴集団(アリババグループ)を1代で築き上げたのでしょうが、心残りだったのではないでしょうか?
なので、自分と同じく貧しくても能力の高い人材を助ける慈善団体をするのではないかと思いました。
それにしても、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏、パークシャーハサウェイのウォーレン・バフェット氏もお金も権力も全て手中に収めてからの慈善事業の流れが共通しており、そこまで上り詰めた人間にしか見えない景色があるんでしょうね。
本当に選ばれし人間だから成功したのか?
本当に成功した人間だから慈善事業に興味が湧くのか?
どっちなのかは、自分がその景色を眺められるまで上り詰められれば判るのですが、私には一生判らないんでしょうね。。。
株で金を稼いで、アーリーリタイヤしたいってレベルの人間なので・・・
あ。そーいえば、28歳の時に自分で立ち上げたカカクコムの事業を25億くらいで売り抜けたという伝説の男性の記事も面白かったです。
28歳で手に入れた25億のうち10億を投資に回して、毎月500万円の収入を得ながら家族とスローライフを過ごしていた人が40歳でまた新規事業をやりたいって考えるように変わったという記事でした。
これを読むと、人はお金を持つと誰かのために働きたいと思う生物だと感じますが。
「5億円稼いだら辞めると決めていた」カカクコムを創業し、28歳でリタイアした男の今|新R25 - 20代ビジネスマンのバイブル