って長い名前ですが、要は独身世帯の資産を年齢別にまとめたよってことです。
そんなデータを見つけたので、紹介します。
ちなみに、以前の記事では政府統計の総合窓口(e-stat)から2人以上の世帯で、年齢毎の資産額を紹介しました。
年代別の平均貯金額(2018年最新データ)
この時の年齢別資産は以下の通りでした。
全体の平均貯金額:1,797万円
ただし、上記貯金額はあくまで貯金なのでマンションなどの資産は含まれていません。
しかし、今回紹介するデータでは車、マンション、などの資産も含めているデータなので本当の意味で、これまで皆が貯めてきた資産の平均が判ります。
全国単身世帯収支実態調査 全国単身世帯収支実態調査(平成26年)17 [単身世帯]ストック編第17表 男女, 年齢階級別1世帯当たり資産額 - 全国 - 単身世帯・単身世帯のうち勤労者世帯 | 統計表・グラフ表示 | 政府統計の総合窓口
上記リンク先の年齢別資産表を見やすくまとめ直したのが、下の表です。
(上記だと分類がかなり細かだったので、ざっくりした表にしました)
それでは、表の中身を紹介します。
・年間収入:手取りではなく、税金を含めた額面収入
独身者は年収が少なくて結婚が出来ない人が多いと言われているので、この結果になっているのでしょう。・資産総額:貯金、株、保険、金融資産などを全て加算して、負債額を減算した金額
40代では、なんと2000万円という高額資産が平均資産額でした。自分の資産は平均的だったことがわかりました。やっぱし独身だと老後を考えて資産形成に頑張るので高い水準になっているんでしょうね。・貯金額:一般貯金額+定期貯金額+生命保険額+有価証券+その他+・・・
以外と独身者は株などの有価証券に資産を回して賢く運用しているのが判ります。独身なので、1人で資産運用方法を決めることになるので思い切った運用が出来ると思います。結婚していると2人で話し合って資産運用を決めることが多いのでディフェンシブな資産ポートフォリオになりがちです。・負債額:住宅ローンや車のローンなど
年齢と共に家を購入する人の割合が増えるので、こんな感じでしょうね。妥当な負債額の推移だと思います。・金融資産:金融資産の購入額からローン残高を引いた金額
こちらも負債額の金額推移と同じで年齢と共に住宅ローンの返済額が減るので資産は増えるのでしょう。当たり前ですね。ネットでよく見る平均貯金額などよりも大きな金額ですがマンションや車などの資産を入れると、こんな感じかなって思います。
最後に、政府統計の総合窓口(e−Stat)という便利なサイトがあります。
そのサイトでは、各府省等が公表する統計データを一つにまとめ、統計データを検索したり、地図上に表示できるなど、統計を利用する上で、たくさんの便利な機能を備えた政府統計のポータルサイトです。
何か調べたいことがあれば、このサイトを覚えておいて損はありません。
政府統計の総合窓口