株式市場は面白いですよね。
いろんな人達が自分の考えこそが正しいと思い勝負しています。
そんな中でもハイテク銘柄が嫌いな人のブログを見ていると面白いですよ。
10月からのGAFAを筆頭にハイテク銘柄が下落しています。
たったの2ヶ月ちょっとの下落相場だけを見てハイテク銘柄が終わったかのように錯覚しています。
そんな本人はディフェンシブ銘柄で自分の銘柄の相場が悪い時には、株価は長期的にするものなので短期的な下落で騒ぐのは愚かで間違っている行為だとか言っていたりします。
けど、それは仕方がないものです。
人間なんて自分の都合が良い世界しか見えていない生き物です。
それはハイテク銘柄をしている人も同類です。
そして、私の都合の良い世界ではこう見えています。
高配当でディフェンシブ銘柄にしがみつく人達は幕末の武士のように見えてしまいます。
西洋から渡って来た鉄砲など全ての文化、技術を忌み嫌い、刀を命よりも大切にしながら武士道を曲げない人達です。
その末路はみなさんご存知でしょう。
ドットコムバブルで弾けたバブルを知っている人の中には、最近のハイテク株の下落をバブルが弾けたと言って、笑っている人もいます。
しかし、そのバブルが起きてから弾けるというサイクルは技術革新には必要なサイクルだと私は考えています。
前回のドットコムバブルでも多くの資金がシリコンバレーに流れて消えていきました。
しかし、そのバブル資金のお陰で現在のGAFAを始めとしたテクノロジー企業が発展するには必要不可欠だったと思います。
そして、今回のハイテク株上昇で集まって来たお金も次の技術革新の研究費として有効に使っている企業は沢山あります。
そんな企業は次の5年後10年後の覇者として粛々と事業を継続していることでしょう。
なので、今後ハイテク銘柄の下落が止まったとしても、また大きくハイテク銘柄が下落する局面は必ず来ます。そのサイクルを繰り返しているだけなのですから。
もし、ハイテク銘柄の高騰が今後起きないと考えてみて下さい。
そんな世界はテクノロジーの進化が止まっている世界ですよ。
今の高配当ディフェンシブ銘柄が今後10年も生き残り、ハイテク企業が出てこない世界を皆さんは想像出来ますか??
グッドラック