ARMとNVIDIAの業務提携の記事が出ました。
カリフォルニア州サンノゼ‐GPU テクノロジ カンファレンス‐(2018 年 3 月 27 日)での発表だったそうです。
ARMといえば携帯電話や家電や自動車など組み込みCPUの王者です。PCではインテルが有名ですが、今では出荷数ではARMがNo1です。
最近ではソフトバンクが買収してARMが普通のニュースでも取り上げられていたので結構有名になってきています。
そんなCPUの巨人ARMとNVIDIAの業務提携はビックニュースと言えます。
これまでNVIDIAといえば消費電力が大きいためにサーバーなど電力供給が十分な機器での採用がメインでした。
それが組み込み機器にも搭載されることで一気にNVIDIAのユーザーが増えることになります。
ただ、無料のオープンアーキテクチャなのでどんなに増えてもNVIDIAの直接の利益にはなりません。
多分、NVIDIAの目的はIoTのエッジデバイスに自社技術を組み込むことで開発者の囲い込みとエッジ側とサーバー側のAIキーデバイスを提供する唯一無二のベンダになろうとしています。
NVIDIAのサイトには：NVIDIA と Arm が提携、何十億台もの IoT デバイスに - ディープラーニングの導入を目指す
NVDLA には、ディープラーニング推論の普及を促進する多くの利点があります。これは、プログラマブル ディープラーニング アクセラレータである TensorRT の近日リリースされるバージョンを含む、NVIDIA の強力な開発者用ツール一式によりサポートされています。NVDLA のオープンソース デザインによって、研究コミュニティから提供されるものも含め、最先端の機能を定期的に採用することが可能になります。と記載されていました。
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