日本でも『おサイフケータイ』が古くからあったのですが、導入コストが高いので広く普及しなかったようです。
コンビニなどでは、普通にレジに組み込まれているのですが個人店舗でおサイフケータイを認識する機械を導入するのはハドルが高いのでしょう。
しかし、中国はでQRコードを読み込むだけで支払いが出来る仕組みを導入しました。これが個人店舗導入コストがQRコードの紙を貼るだけというハードルの低さから一気に普及したようです。
日本は技術力が高くて難しく考えすぎたのでしょうね。
しかし、日本でも最近は中国と同様のQRコード決済のニュースが話題です。
・三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行のメガ3行によるQRコード決済の規格統一
・みずほFG、福島原発内でQRコード決済の実証実験
など、2020年の東京オリンピックに向けたキャッシュレス社会の実現に向けた取り組みが加速しています。
ここで、メジャーなQRコード決済について紹介してみる。
楽天ペイ:2016年10月から
クレジットカード登録
楽天スーパーポイントも使用可能で、使用することで楽天ポイントも付与される仕組み
LINE Pay(ラインペイ):2014年12月から
三井住友銀行、東京UFJ銀行、みずほ銀行のメガバンク全てで利用可能
その他として、りそな銀行、横浜銀行も登録可能
またラインポイントが還元される
Origami Pay(オリガミペイ):2016年5月から
クレジットカード登録
アプリで支払うことで10%OFFなどのイベントがある。
自社サービスがQRコード決済のみなので、割引するしかないのでしょう。
d払い:2018年4月から
ドコモユーザ:携帯料金に上乗せして請求
それ以外:クレジットカード登録
pring(プリン):2018年4月から
三井住友、みずほ銀行の口座から
その他地方銀行、ゆうびん貯金も参加の可能性大
東京UFJ銀行は未定
このニュース(みずほFG、福島原発内でQRコード決済の実証実験)で使用されるアプリ
ヤフー:2018年夏頃
詳細未定
正直、自分もコンビニなど私生活でQRコード決済を利用している人を見かけることはまだないので、普及率は0.1%以下なのではないだろうか?
さて、今後日本でこのQRコード決済が普及するか?だが、私はかなり急速に普及するのでは?と考えている。
理由は日本は、普及するまでは時間が掛かるが普及するときには一気に普及すると感じている。
通話アプリのライン、写真投稿アプリのInstagram、twitterなど
これらのアプリは気が付いたら、みんなが使っていたって感じだった。
普及させる側としては大手企業、日本政府が一丸となって取り組み始めたニュースが出てきているので、あとはユーザーである人に対してQRコード決済を使うと便利で得なことが沢山あるように宣伝する必要がある。
わかりやすい点ではテレビのCMでバンバン流れ出したら本格普及の始まりと見ても良いでしょうね。